2015.3.10
WIND EXPO2015は、東京ビッグサイトで2015年2月25日から27日まで開催されました。主催者の発表によりますと、3日間全体で昨年を上回り、71,623人が来場しました。
福島洋上風力コンソーシアムは、世界初の浮体式洋上ウインドフアームの実証研究事業として広く国内外の方に理解していただくと共に、風力発電関係者との情報交換を目的に出展しました。今回のWIND EXPOでは洋上風力ゾーンが作られ、海外を含む多くの事業者、風車メーカー及び部品メーカーが出展され、国内外の洋上風力の最新情報が展示されました。福島洋上風力コンソーシアム展示ブースには3日間で約7,400人が来場しました。
福島洋上風力コンソーシアム展示ブースでは、大型ディスプレイを配置し、動画により浮体式洋上ウインドファ-ムの全体像、第一期の施工記録映像及び2MW風車映像記録を紹介すると共に2MW風車搭載セミサブ浮体の模型と第二期における7MW搭載用浮体の曳航時パネルも設置しました。来場者からは、「7MW風車の建て方も開始され、今後の進捗と完成を期待しています」や「2MW風車の設備利用率が冬場40%を超えているとホームページで拝見し、実証後の事業化に関心を持っています」といった声が多く聞かれ、本実証事業に大きな期待が寄せられていると実感しました。
展示会開催中当コンソーシアムのプロジェクトインテグレーターである丸紅株式会社の福田部長により“浮体式洋上風力発電 福島沖における実証研究の概要と国内での展開”と題した講演が行われ、実証事業第一期の成果と課題及び今後の洋上風力の展開について紹介され、会場から大きな反響がありました。