2014.8.23
平成26年8月23日(土)に地元いわき海星高校の学生を対象とした浮体式洋上ウィンドファーム施設の見学会を実施しました。当日は2名の引率の先生と19名の高校生が参加しました。
現地見学に先立ち、小名浜ららミュウ内にある福島洋上風力交流センターにて本実証事業テクニカルアドバイザーである東京大学石原孟教授より、事業概要および進捗状況の説明が行なわれました。高校生達は、新宿超高層一棟分の鉄骨と同じ重さの浮体を浮かべる技術、台風や高波に耐えて安全に発電する技術、そして洋上で発電した電気を陸に送る送電技術等の話に目を輝かせて聞いていました。
説明会の後に、小名浜港から2隻の交通船により洋上風車「ふくしま未来」と洋上変電所「ふくしま絆」の見学を行いました。雄大な海原に浮かぶ高さ百メートルの風車や洋上変電所の大きさに、いつも海に親しんでいる高校生も驚きの様子でした。
将来漁業や船舶に関係する仕事に就くことが予想される高校生の皆さんに浮体式洋上風力ウインドファームの実証事業を身近に理解して頂き、大変有意義な見学会でした。