2013.11.14
11月11日「福島復興・浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」の運転開始式が福島県いわき市で開催されました。経済産業省の委託事業として、第1期工事では、出力2MWダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備1基及び66kV浮体式洋上サブステーションを福島県沖約20km地点に建設し、本日より発電所の運転および実証試験を開始しました。第2期工事では、世界最大級の7MW油圧ドライブ式浮体式洋上風力発電設備2基を2014年度中に設置する予定です。
運転開始式では、経済産業省赤羽副大臣より「福島県を再生可能エネルギーの先駆けの地とすることは政府の使命。一大拠点として産業の集積、雇用の創出を政府を挙げて取り組みたい」と挨拶されました。また来賓挨拶として福島県佐藤知事から「福島県未来に向かって一歩一歩進んでいる。洋上風力発電はそのシンボルだ」と今回の発電開始に期待を込められました。さらに来賓の坂本衆議院議員、岩城参議院議員、増子参議院議員、吉野衆議院議員、若松参議院議員、清水いわき市長及び野﨑福島県漁連会長よりお祝いの言葉を頂きました。
運転開始式には、経済産業省・関係省庁、福島県・関係自治体、地元経済界、漁業協同組合及び報道各社総勢160名の方が出席され、世界初の浮体式洋上ウィンドファームの運転開始を祝いました。
運転開始式の様子