福島復興・浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業

ニュースリリース

2019.3.19

WIND EXPO 2019に出展

WIND EXPO2019が、スマートエネルギーWeek2019の一環として東京ビッグサイトで2019年2月27日から3日1日までに開催されました。スマートエネルギーWeek2019では水素・燃料電池、太陽光、風力、スマートグリッド等の分野の展示が行われ、関係者ばかりでなく、一般の方々の関心も高く、主催者の発表によりますと、3日間全体で、66,579人が来場しました。

福島洋上風力コンソーシアムは、世界初の浮体式洋上ウインドファームの実証研究事業として広く国内外の方に理解していただくと共に、風力発電関係者との情報交換を目的に出展しました。福島洋上風力コンソーシアム展示ブースには3日間で約4,500人が来場しました。

福島洋上風力コンソーシアム展示ブースでは、5MW風車搭載アドヴァンストスパー型浮体「ふくしま浜風」の模型及びライザーケーブルを支持する中間ブイの実物模型を設置し、英文展示パネル及び英文パンフレットの配布を行うと共に、大型ディスプレイにおいて施工記録映像及び2MW及び5MW風車発電映像記録を紹介しました。当ブースでは国内外からの来場者から本事業の継続について質問が多くありました。来年度は民間事業の水準を目指した維持管理の低減を中心とする実証事業を継続するということを説明し、ご理解を頂きました。また海外の来場者から風車・浮体のエンジニアリング、チェーン、ケーブル等について具体的な提案がありました。

今年度の展示会の特徴は、FIT価格が低下した小型風車の出展社数が大幅に減少し、海洋再生可能エネルギー促進法が成立した洋上風力部門の出展が増加しました。欧米の風車メーカーによる世界最大級の12MW風車の紹介があり、多くの関心が寄せられました。また洋上風力関係のエンジニアリング会社及びコンサル会社の出展も増加し、各ブースに独自の商談コーナーが用意され、洋上風力に対する業界全体の関心の高まりを感じました。


開会のテープカット及び特別ゲスト加山雄三氏のスピーチ


出展ブースの全景

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福島洋上風力コンソーシアム

  • Marubeni
  • 東京大学
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