2017.11.15
第6回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア(以下産業フェア2017)が、福島県郡山市ビッグパレットで2017年11月8日から9日まで開催されました。主催者の発表によりますと、2日間全体で6985人が来場しました。
福島洋上風力コンソーシアムは、世界初の浮体式洋上ウィンドファームの実証事業を広く国内外の方に紹介するために出展しました。福島洋上風力コンソーシアム展示ブースには2日間で約1350人の方が来場しました。
福島洋上風力コンソーシアム展示ブースでは大型ディスプレイを配置し、浮体式洋上ウィンドファームの動画、施工記録映像及び2MW風車の発電映像を放映すると共に、5MW風車搭載アドバンストスパー型浮体の模型、ライザーケーブルと中間ブイセットの実物模型及びパネル展示を行いました。特に5MW風車搭載アドバンストスパー型浮体の模型の展示では、5MWダウンウインドの大型風車と共にアドバンストスパー型浮体の上部ハル、下部ハル及び係留チェーンの取り付けなど全体構造を来場者の方に理解していただきました。又、風車の発電実績の質問が多く聴かれ、2MW風車の順調な発電の説明に対して実証実験以後の事業化に向けて多くの期待の声が寄せられました。
「福島新エネ社会構想」に基づく陸上送電線及び変電所の計画が進む中、今回の風力展示スペースでは出展者数及び来場者数が昨年に比べて増加し、福島県における風力産業への関心の高まりを感じました。